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いい家を造るに当たって何が大事かと考える上で、設計力・価格面・施工能力・サービス面など複合的な技術力が問われることは言うまでもありません。
では、その中でもどんな要素に重点をおくべきなのか?と考える場合に、それらの要素に優先順位をつけたり、部分的にクローズアップするのもありだとは思いますが、私個人は全く違う見方をお奨めします。
それはどういう意味かといいますと、どんな面でも「技術力の高い方がいい」ということは言うまでもありません。
しかし、です・・・
造るのは必ず人間です。
人間は知れば知るほど、出来れば出来るほど、僕は「知っている」、私は「出来る」というエゴを併せ持つことになります。
よりたくさんのことを知っている人ほど、より高い技術力を持っている人ほど、より大きなエゴを併せ持つことに成り、そこから抜け出すことが難しくなります。
抜け出すことが出来ないとどんなことになるのか・・・?
「いや~、おっしゃることは分かりますが、ここがこうでこうだったので」・・・
「そのやり方も考えましたが、もっといろいろ考えた結果なので」・・・
「精一杯やりましたが、製品の性質上やむをえないところがありまして」・・・
よく聞く会話になってしまいます。
これは、場合によっては不信感の種を蒔く行為にも繋がっていきますね。
こういう場合「こんな対応をする業者さんはいい」ですよ、とは言いませんが、なにがなんでもお客様のご要望にお答えしたいと考える業者さんの返答ではない気がします。
より高い技術力を持った業者さんに依頼するときほど、注意しなければならない点。
「謙虚さと研究熱心さ」・・・
これらを併せ持った業者さんほど、パートナーとして選ぶ上で心強いものはないと思います。
なにを持って良しとするのか?
いろいろ考えた・選抜した・苦労した・経験のうえでの結果だから仕方ないと考えるのか?
そこまでして「ダメだし」を食らってしまった「技術力の至らなさの結果」と考えるのかで、その後の応対は180度変わって来ます。
80点の技術力に溺れる業者さん。
70点の技術に満足がいかず、日夜研究と努力を惜しまない業者さん。
どちらの業者さんと家作りをした時に、お施主様の満足度が高いのかは、
よく検討するべきだと思います。
これは、完成物件を見ることでは理解できず、窓口になる人・現場に携わる人と
関わってみるより方法がないかもしれませんね。
2007年10月9日

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